治山全体計画策定

治山全体計画策定

谷止工 調査地では土砂の移動を抑え、森林の水源のかん養、土砂流出防止などの機能を高める施設整備が進められている

治山全体計画策定

調査地には荒廃した渓流が広く分布する

治山全体計画策定

荒廃箇所の調査

治山全体計画策定

谷止工計画地を選定するための踏査

治山全体計画策定

過密なスギ林も多い

治山全体計画策定

地すべり対策として設置されている鋼製枠

谷止工 調査地では土砂の移動を抑え、森林の水源のかん養、土砂流出防止などの機能を高める施設整備が進められている
調査地には荒廃した渓流が広く分布する
荒廃箇所の調査
谷止工計画地を選定するための踏査
過密なスギ林も多い
地すべり対策として設置されている鋼製枠
プロジェクト名

全計第201号 治山事業全体計画策定調査委託

実施期間

平成29年度

発注者

新潟県

対象地・エリア

新潟県東蒲原郡津川町鹿瀬地内

業務内容

この業務では、東蒲原郡阿賀町鹿瀬地内の土砂流出防備保安林(約215ha)を事業対象区域として山地荒廃を防止するために、森林整備と治山施設整備を総合的に整備する治山全体計画を策定しました。調査区域には鹿瀬地区の水田34haの唯一の水源である2箇所のため池があり、土砂の流入防止が地元地区から強く求められています。地質は地すべりが発生しやすい新第三紀中~鮮新世の七谷層や寺泊層で、現地踏査では、ため池に流入する渓流で渓岸の崩壊、浸食が進み、スギ林は過密化して集中豪雨等に際して流木の発生源となる危険性が認められました。このため荒廃特性調査により整備が必要な渓流2区間と荒廃森林13.8haを抽出し、谷止工7基ほかの施設計画を作成しました。また谷止工の計画地について平面図を作成し、縦断測量と構造物設置横断測量を行いました。